【うつ病の症状・治療体験談】:そんなに精神的には疲れていないと思っていた
プロフィール: K.Kさん、30代女性、サービス業、30代の頃に3カ月休職
私は以前うつ病で3ヶ月間休職をしました。休職前の半年間はとても忙しくてほとんど休みがないと言ってもいいくらいでした。毎日残業ばかりで、中には徹夜と言うとこもざらでした。本当にそのころは会社によくいた覚えしかありません。ですが、体力的にはきつかったのですが精神的にはそんなにつらいとは思っていませんでした。
体力的につらいことは今までもよくあったことなので今回も乗り切れると思っていました。ある日、朝いつも通り起きて会社に行こうよ思ったのですが体が重たくて動くことができませんでした。今までにない体のだるさで頭も痛かったです。
その時はただの風邪だと思い、その日は仕事を休んで家でずっと寝ていました。次の日は風邪もスッキリ治って仕事に行けると思っていたのですが、やっぱり体が動きません。さすがに忙しい時期に2日も休むわけにはいかないと思い、頑張って支度をしようとしました。ですが、メイクをするどころか服を着替えることもできませんでした。まず、服を選ぶことができないのです。
これは風邪ではないと思い病院へ行きました。そこで軽度のうつ病と診断されました。病院で仕事は休むようにと言われ、心苦しかったのですがまず1カ月だけ仕事を休むことにしました。
休職中はずっと家にこもりきりでした。何かを選ぶことが極端に苦手になっていて服を選ぶことも食べるものを選ぶこともできませんでした。小さな選択も苦痛に感じていました。休職中は私は一生選択ができなくなるのではないか。一生このままなのではないか。と不安でたまりませんでした。でも、ずっと不安でいるのは絶対によくありません。
そのため常に「今ダメな状態なのは病気のせいだ。」と全て病気のせいにしていました。1ヶ月後に病院に行ったのですが、うつ状態がまだよくなっていなかかったため思い切って後2カ月休職することにしました。
3カ月たったころ病院でかなり状態がよくなっているといわれたので復職しました。復職したころにはもうすでに忙しい時期を過ぎていました。そのおかげで復職もすんなりとできました。ですが、私がうつになり休職したことで会社が勤務状態を問題視して対策を取ることとなりました。忙しい時には人員を増やすなどして勤務時間に配慮した状態になりました。
それで大分勤務は楽になったとは思いましたが、また忙しい時期になるとうつ病になるのではないかと心配でした。しかし、会社の対策が思ったよりもよくどうにか乗り越えることができました。
うつ病になってからはとにかく無理をしないようにしています。私は動けなくなるまでうつ病の兆候に気付きませんでした。体の疲労自体もあまり感じていませんでした。なので私は体が疲れていると感じていなくても定期的に休息を取るようにしています。会社の勤務体系が変わったのも大きいと思いますが、うつになった人全員がそんな対策をとってもらえるわけではありません。そのため自分が意識して休息取るのは大切だと思います。
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