うつ病 休職 体験談

初めての就職。初めての介護。初めての退職…

【うつ病の症状・治療体験談】:初めての就職。初めての介護。初めての退職…

プロフィール: SYさん、20代女性、介護職、20代の時に2ヶ月間休職し退職

 

私は大学を卒業後、すぐに介護現場で働き始めました。
初めての就職・初めての一人暮らし・初めての介護と初めてだらけの中で私は毎日緊張していました。
自分で選んだ道だと思い、へたれそうになる自分を「根性がない!」と自分で叱咤し、頑張っていました。

 

ですが、就職して3カ月が過ぎた頃、自分の異変に気付き始めます。
たまの休みに、今まで楽しかったはずの漫画を読んだりといった趣味をしていても全く何も感じなくなったのです。
友人と遊びに出掛けてもどこか冷めている自分にも気付き始めました。
最初はただただ慣れないことをしているから疲れているだけだろうと思っていましたが、症状はそこから悪化していきます。

 

ある日の夜、職場から自転車で帰っている途中、普段はあるのにも気付いていないような電柱に腹がたってきたのです。
自転車を道に停め、ただの電柱をじっと見つめはじめた私は、なぜかイライラが最高潮に達し、ついにはその電柱を殴り蹴りを始めました。
当然、電柱ですからビクともしません。自分の腕や足がビリビリと痛くなって我にかえりました。
ズタボロの体で自転車を押して家に帰ったあと。真っ暗な部屋の中でわんわん泣きわめき、その日は一切眠れませんでした。

 

次の日、一睡もせず、電柱を殴り蹴りしたせいで出来た傷も治っていない私は職場に行く気力がなくなり休みました。
休んだことに罪悪感を感じながらテレビをぼんやりと見ていると「うつ病じゃありませんか?」といった内容のテレビCMが流れてきました。
私はそのCMでもしかして、と思い病院に行くことにしました。

 

病院の先生や看護師さんに優しく何があったかを問われ、全てをお話するとうつ病と診断され、休職するように勧められました。
その日のうちに会社には病院に行った旨や休職の件を話し、次の日から毎日のお休みが始まりました。

 

休職期間の過ごし方は朝7時半に起き、散歩、朝食をとり、そこから掃除や洗濯などの家事、気分転換のためにスーパーに買い物、そうこうしていると12時になり昼食をとり、昼からは趣味のイラストを描き、18時ごろにはお風呂に入り、夕食を食べ、テレビを少し見て22時には眠るという生活をしていました。

 

ただ、毎日この通りにいくわけではなく、したくないことがあったら「しない」ようにしていました。
「自分が今したいことををする」
この1点だけを重要視して生活をしていきました。

 

一か月が過ぎた頃、私は人生についても考えられるようになり始めました。
初めてだらけの生活の中では短期的に何かしようということしか考えられていなかったので、心に余裕が持ててきたのです。

 

私は本当は何がしたかったのだろう。
昔の私の夢はなんだったんだろう。
自分の「本当の心」を見つめ直すようになりました。

 

「そういえば私は絵を描いて人に喜んで貰うことが好きだったな」
「絵描きさんになりたかった」

 

ちょっとずつ自分が見え始めてきました。

 

介護という仕事を選択したのも、就職しやすく、給料を確保するのに丁度良かったという短期的な考えのもとでの選択だったと気付いたのです。
長期的に見て何が自分に大切かを見極めた結果、私は介護職を離れ、転職することに決めました。

 

今、私は広告代理店の制作部として求人画像や、それに使うためのイラストを描いて生活しています。
少しお金は厳しいですが、やりがいをもって仕事を続けています。

 

これから、もし、休職に入られる方がいましたら是非、心の洗濯をする期間だとポジティブに捉えて欲しいと思います。
貴方が出来る仕事は何もその仕事だけではありません。
仕事をしないという選択肢だってあります。
本当に「自分がしたい」と思うことに出会うための期間が休職期間だと私は思います。

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