うつ病 休職 体験談

もうダメだからの復帰

【うつ病の症状・治療体験談】:もうダメだからの復帰

プロフィール: Y.Mさん、40代後半女性、事務職、40代前半の時に6ヶ月間休職

 

派遣社員で事務員をしておりました。勤務歴は3年目の時に後に入ってきた年下の女性事務員さんと折りが合わずに鬱傾向が表れ休職しました。
その日は突然やってきました。朝起きると動機・めまい・呼吸困難、そして自分のお弁当を詰めているとお腹が痛くなりトイレに走る。毎朝、そんな風になって何が原因か気づきませんでした。ちょうどそのころ、他の部署から移動で配属された別の女性事務員の方と一緒に二人体制で事務仕事をする事になりました。

 

派遣歴はその方の方が長かったのですが、現場に働いていた職歴は私の方が長かったです。彼女と私以外は全て男性の社員さんで、仲良くやっているように見えたと思います。

 

すごく辛い日々でした。

 

彼女は私よりも5つも歳が若かったですが、完璧主義者で仕事も確かに出来る方でした。事務用品のひとつにしてもチェックを入れて、「こっちの物よりこの方が良い」と言うのを私は全て彼女の言うとおりにしていました。仕事上の事では彼女の方が先輩でしたし、従うのが正しいと思っていました。彼女の本性は直ぐに出ました、自分の利益になる事は全部自分の手柄とし、ミスは全て私の責任になりました。

 

それだけなら、友人に聞いて貰って何とか堪える事ができましたが、だんだん自分の子供の事を褒めだして、私の子供たちの事や仲良くしている人の事の悪口を言い始めました。毎日、お昼になると机を向い合せに私の家族や子供、友達の悪口を言われ続けているうちに私はおかしくなりました。

 

それが起床時の、動機・めまい・吐き気・呼吸困難に下痢の症状でした。

 

主人に会社を辞めたい事を打ち明けると直ぐに了解してくれましたが、派遣会社の人に退職を申し出ると止められました。理由をいって欲しいと言われましたが、担当の派遣社員の方と彼女はプライベートでも仲が良かったので言えませんでした。とにかく休職にしましょうという事で、私は家の事情と言う子事で休む事になりました。

 

休職が決まって翌日からは何もしない日が続きました。子供達には心配かけたくなかったので、「しばらく仕事が暇だから」と伝えましたが、私は朝起きて食事をする気力も終いにはお風呂に入る気力も無くなっていました。その時点で心療内科に受診し、お薬を処方されました。その日から自分でもとにかく眠い毎日だったのを覚えていますが、寝ても寝てもたくさん眠れる。そんな日々を過ごしていました。心療内科の先生からは「何もしなくていいよ、自由に思いのままに過ごす事」と言われました。

 

ただ、食事だけは摂るように気を付けました。このままだと入院になってしまうと聞いて、もう辞めるからと開き直ると食欲も少しずつ出てきました。
ただ、派遣会社の人が退職を許可してくれるだろうかと、雇用先の人にも退職時に挨拶に行かなくてはと思うと、不安は消えませんでした。

 

休職し始めて2か月ぐらいが経過した時には動機・めまい・呼吸困難や下痢の症状は治まっていました。少しずつ落ち着いてきた体調ですが、毎日何をしたらいいかわからず、ゴロゴロしている日が続きました。ある日私は自宅にあるWillでピンポンゲームをしてみようと夜中に始めました。それが思いの外、楽しくて夜中に熱中して朝までしていた事があります。そして眠くなったら寝る。家事は義母に任せていました。その夜な夜なゲームを夢中になってしている姿を見た主人と息子は「お母さんが笑った」と嬉しそうに義母に行っていたと後々になって聞き涙がでました。

 

昼夜が反対で不規則で、自分でも本能のままに時間を使っている日々が3か月以上も続き、ある日ふと、テレビドラマの再放送でキムタクがパイロットを目指すドラマを見ました。ケガでパイロット生命が経たれるかもしれないというリスクの中見事にパイロットになったドラマを見た時に、自分も「もう一度働きたい」と一瞬でいたが思うようになりました。

 

年末になり、解決しないまま年が明けました。年頭に派遣会社の方から「どうですか?」と様子を聞かれ、直ぐに退職したいと言うつもりでいたのに私はためらってしまいました。すると、「もう一度だけ行ってみませんか、それでだめなら辞表は受け入れます」と言われ、心療内科の先生に相談したところ、あと二ヵ月は自分の中でイメージトレーニングをする事と、それで症状が出ない事・一気にフルタイム勤務に戻らない事を条件に復帰に向けて準備が始まりました。もちろん元の職場に戻れば、あの彼女はいます。でも、私は何も悪い事をしていない!と時に憤慨するようになり強気になるときもでてきて、自分の中で変化が出てきたのがわかりました。

 

復帰の日が決まりました。心療内科の先生からは当日になって無理なら行かなくてもいいからと言われていました。

 

さすがに緊張しましたが、派遣会社の担当の方と一緒に約半年ぶりに事務所に足を踏み入れました。「あぁ久しぶり、よかった!待ってたんだよ〜」所長をはじめ男性社員の方は笑顔で迎えてくれました。その中には私の見慣れない若い事務員さんが二人増えていました。そして彼女もいました。

 

私が休んでいる間に、仕事が増えて急きょ2人募集して採用したそうです。私が復帰してからもその彼女たちはいてくれるという事で、私は復帰後1ヵ月は午前中勤務、その後の2週間は午後3時で帰宅すると言う勤務体系で2か月後にはフルタイム勤務に戻る事ができました。その間に新しく入った若い事務員さんたちが私を姉のように慕ってくれて、だんだん仲良くなり、楽しいと思える日が来ました。

 

例の彼女ですが、違う事務所に配属される事になり、その原因が後で入ってきた若い子たちにかなり悪質なイジメをして一人止めさせたとかで。。。

 

私が心配していた復帰は、思いもがけない楽しいあり難い環境に変わっていました。復帰後も私を苦しめた彼女は何かと、仕掛けてきましたがきっぱりと断る事ができるようになっていました。そして、半年間まって下さった雇用先の方々に恩返ししたいと言う気落ちで、再度ごあいさつし、改めて仕事に取り組ん事ができました。

 

私も彼女からイジメを受けていましたが、新しく採用された若い子たちにはそんな思いはさせたくないと、一生懸命に仕事を教える事に集中できました。
休職中は本当に、廃人かと思うような生活をしていた私が、また元の職場に戻る事ができるなんて、半年前は想像もつきませんでした。派遣会社の担当の方も、私に意地悪した彼女と仲が良かったとはいえ、私情を仕事に入れる事は無かったのが救いです。

 

もし、職場の人間関係で悩んでおられる方がいらっしゃるならば、可能ならば休職をしみる事をおすすめします。その間に、「自分は何をしているんだろう。。。」と途方に暮れる事があるかもしれませんが、それが自分自身を癒す事でもあると私は身を持って経験しました。

 

何もできない、、それも自分なのです、そして必ずそこには意味があります。

 

生きている上で、何もしていない時間があっても生きている限り全て、意味がある事だと私は声を大にして言いたいです。鬱病は波がありますが、治らない病気ではありませんという事も同時にここでお伝えさせていただきます。

 

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