鬱病の夫と過ごして、後悔していること

鬱病の夫と過ごして、後悔していること

【うつ病の症状・治療体験談】:鬱病の夫と過ごして、後悔していること

プロフィール: H・Iさん、40代男性、製造業、40代の時に3ヶ月間休職

 

夫が鬱病を発症したのは、今から10年ほど前の事です。 はじめは「胸焼けがする」「胸に何かつかえた感じがする」と訴えました。 元々胃腸が丈夫ではなかったので、体の疲れが一番弱いところに出たのだと解釈し内科を受診しました。 ところが何ヶ月経っても症状は一向に改善しません。そこで心療内科を受診するよう夫に勧めました。

 

心療内科というのは想像以上に受診患者が多いようで、どこの病院に問い合わせても数ヶ月待ちの状態で、片端から病院に問い合わせて辿り着いたのは「精神科」でした。 精神科を受診して下された診断は「軽鬱」 ショックもありましたが、体調不良の原因がハッキリしたことで安心もありました。 原因が分かれば治療方法も分かると思ったからです。

 

それから通院と薬の服用による治療が始まりました。 医師は仕事を休むように勧めましたが、夫は仕事を休まず治療を続けました。 医師との相性も良く、職場の協力もあり、2年ほどで夫の症状は改善されました。 夫の症状が落ち着いた頃、夫を診てくださった医師が転勤することになり、担当医師が変わることになりました。

 

ところが新しい担当医師を夫は受け入れることが出来ず、また症状も落ち着いていたため、自己判断で通院も薬の服用も止めてしまいました。 その後、気分が落ち込む事、体調が優れない時もありましたが、ごく普通に日常を送ることが出来ました。 それが一変したのは、最初の発病から6年ほど過ぎた頃です。 それまで夫に協力的だった職場の後輩が、手のひらを返したように夫への態度を変えました。 そこから坂道を転がり落ちるように、加速度的に夫の精神状態は悪くなり、出社することが出来なくなりました。

 

喋らない・笑わない・動かない夫に対して私が心がけたことは、「いつもと同じ」であることでした。 必要以上に心配したり、慰めたりせず、それまでと同じように接して、夫がやってくれた事に対してはどんなに些細な事でも必ず「ありがとう、助かるよ」と声を掛けました。 単調ないつもと同じ毎日をゆっくりと繰り返すうちに、少しずつ夫は元気を取り戻し、約3ヶ月の休職の後、職場に復帰しました。

 

この10年、夫と過ごしてきて思うことは、調子が良いからと言って勝手に通院を止めるのは危険だと言う事です。 通院をずっと続けていたら、2度目に鬱の症状が悪化したときに、もっと早い段階で何か対処が出来ていたのではないか、早い段階で対処をしていたら3ヶ月もの休職をしなくても済んだのではないか、仮に休職を免れなかったとしても、もっと苦痛を少なくする手段があったのではないかと、後悔することばかりです。

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