うつ病 休職 体験談

解放される事が何より大事

【うつ病の症状・治療体験談】:解放される事が何より大事

プロフィール: リョウさん、49代男性、接客業、30代の時に半年間休職

 

はじめは小人数でアットホームな環境に惹かれその職場を選びました。ところが理想が剥がれるまでの期間は早く、実際に勤め出してみると従業員は皆裏表があり、入社当時に私に接していた態度は表の顔であって、それぞれの裏の顔を知ってしまった時に絶望と恐怖を感じました。しかし勤め出した以上簡単には辞めるわけにいかず、次の職を探す大変さや、根気のない人間だと思われたくない一心から通いたくない会社に通い続けるという悪循環を繰り返し、結果として酷く重いうつ病を患ってしまいました。

 

職場で昼食を食べると、また一日命が延ばされてしまうという悲しみから涙が止まらなくなってしまい、これはもう休職するしか道はないと思い、勇気を出して休職願いを出しました。それでもうつ病である事は言えず、別の病気(痔)が悪化したためという理由をつけての休職です。いつしか職場は自分にとって恐怖の場になってしまっていました。

 

休職中はとにかく職場の事を考えないよう努力をしました。逆に言えば、考えない努力をしなければ常に頭の中は職場の事でぐるぐると一日中考えてしまうからです。家庭もありましたので、精神的体力的に辛くても家事などの雑事もあります。でも、うつ状態の酷い時には布団から出るのも辛く億劫で、そういう時は主人に症状を説明して、頑張らない努力もしました。

 

うつ病の時は自己評価がとても低く、限りなくゼロに近くなっているために、何をしても自分を認めてあげる事や誉めてあげる事が出来ませんでした。休職中の一番の悩みは、そのまま会社を辞められたら一番の理想だけれど、辞めるの一言を一体どう言えば・・・そればかり悩み考えていました。復帰したところで私の居場所は残されているのか、それもまた不安でした。たとえ休職中でもどこにも逃げ場のないような、永遠の迷路の中にいるような悲しみがいつもありました。

 

状況改善のためには、自分自身の力や身内の励ましではもう改善が見込めそうにありませんでしたので、意を決して心療内科へ通う事を決意しました。それまでの症状を人に話す事さえ恐怖で通い始めの頃はうまく話をまとめる事が出来ませんでしたが、やはり処方されたお薬を飲むと、心がだいぶ楽になりました。一つの考え(会社の事)にとらわれないようになり、また、不思議と前向きに考えられるようになりました。

 

休職後は誰にどう思われようと、自分にはこの職場は向いていないのだから、どんなに頑張って貢献してもまた、同じ苦しみを繰り返す悪い職場だと、考えを固め退職を申し出ました。嫌な思いは一時だけで、やがてそれは時間と共に痛みも薄れて行きます。大切な事は、自分のたった一度だけの人生を、死ぬ程辛い思いをしてまで合わない職場に身を捧げる事の勿体なさに気がつく事だと思います。

 

退職後は今まで心配をかけていた身内を安心させる事ができ、自分自身の変化で最も大きかったのは表情の変化でした。あぁ、私ってこんなに穏やかな顔をしていたんだと、退職後初めて気がつきました。それまでずっと長い事、苦しい顔しかしていなかったんだと思うと、改めて自分を愛しく大事にしようと感じました。

 

退職後にとくに気をつけた事は、何か不安や悩みが生まれてしまった時は、まず身近な家族、友達に相談。そしてその不安が日々大きく育ってしまうようであれば、やはり病院やカウンセリングへ行かれる事をおすすめいたします。そしてもし、ネガティブな気持ちに飲み込まれそうになった時は、少しでも気持ちが楽な状態の時に、自分の大好きな歌を聴いてみたり、綺麗な月を眺めてみたり、美味しいご飯を食べてみたり、心の栄養になる事を試していただきたいです。私は、私を救ってくれた家族と主治医に心から感謝しています。

スポンサーリンク

関連ページ

鬱病は真面目に頑張った人がなります。ゆっくり休養してください。
周りの人達の協力が大切だと感じました
鬱病は本人も周りも大変な病気です
鬱になり会社を休職しましたが先日やっと復帰出来ました
うつ病になる前にして欲しいこと
1年間鬱病で会社を休職した経験があります
1人で考え込まない!周りのサポートと自然がくれたパワー
持病の悪化は鬱病のサインかも?休職して治療をする必要性について
ゆっくりと心と体を休める期間。人生の充電期間!
妊娠、出産が私をうつから救ってくれた
心が元気になるまで
うつ病の体験談
私のうつ病休職日記
半年後に鬱病がぶり返した経験から無理をしないことを心に決めた
休職中の方へのアドバイス
鬱病での休職、そして復帰
一年の休職
鬱病で仕事を辞めた体験
予期せぬ鬱病発症
うつを患って
DV男との離婚でうつ病になった私の休職と復帰
自分が休職をして分かったことと心の変化
鬱病にならないために、適度な運動と休養を
いいかげん(良い加減)療法
公務員をやめて自由業へ
私の初めての経験
鬱病で休職して学んだこと
うつ病で1年休職後復帰
うつ病で休職後、会社がなくなり、無職になりました
休職後、再発して結局会社が倒産して辞めることになりました
うつ病で休職後、退職し、新しい道を模索中です。
大波がさざなみになるまで待っていた
嫌な予感がした新規入社の事務員
不安で真っ暗なトンネルの先に
自分を認めてあげてくださいね
高校卒業後、介護施設に就職。その後、鬱との戦い
渾身の果てに
鬱病が原因で介護施設を休職し、その後退職しました
うつ病は、気長に付き合っていきましょう
回復期、寛解期を迎えてからの過ごし方
休職を経て学んだ大事な事
セクハラからパワハラそしてPTSD障害
初めてのうつ病
うつ病からの奮闘記
うつ病急性期をすぎ、休職期間中にしていたこと
うつ病から仕事に復帰するまで
傷病手当が切れて会社へ復帰したときの過ごし方
何も気にしなくても良いです。大丈夫、大丈夫です。
のんびり休息時間だと思って、自分をいっぱい労って欲しいです
私が鬱病になったときの周りの対応
4年前のうつ病体験
鬱病で休むことの罪悪感
ゲーム会社の多忙なスケジュールに心が病んでしまいました
こころのおやすみ期間
私が鬱病だったころ
焦らない、無理せず、ゆっくりと
休職してから簡単な仕事を始められるようになるまで
医療系の仕事で鬱となり休職
精神的な病に対する周りの目
時間とゆとりが必ず解決してくれる
仕事が激務でうつ病発症。今は専業主婦に。
兆しがあったのにと後悔。もっと早く対処すれば仕事は続けられたかも。
自分で鬱だと認める事も大切
配置転換と病院を変えたらうつ病が緩和され、復職〜平常勤務に
中学校教諭のうつ病

トップページ 体験談:休職半年未満 体験談:休職半年〜2年未満 体験談:休職2年以上