【うつ病の症状・治療体験談】:うつ病で1年休職後復帰
プロフィール: F.Mさん、30代男性、会社員、30代の時に1年間休職
うつ病発症後3年目で完全に悪化したためドクターストップとなりました。もし、休めないなら入院措置も考えなくてはいけません。と言われるほどの悪化でした。自分では意識してなかったのですが自傷行為もあったのでそのような診断になったと思います。会社では病気のことは完全に隠しきってました。薬は飲んでましたが胃腸の薬と言ってました。
ドクターストップとなると会社には正直に話しなくてはならなくてそれだけでも憂鬱でした。医師の診断書を持ち課長、部長への説明を行いました。その時は休むことではなく辞める覚悟だったため退職願を持参して望みました。そこにたまたま出張できていた人事部長も加わり、四者面談となりました。15年以上働いているので会社も「辞めることより休職しなさい」と言ってくれて休職という形をとらせてもらいました。
休職開始当初はとにかく寝ることに努めました。何も考えない!それだけです。心身の疲れを取ることが最優先でした。2ヶ月ぐらいでだいぶ精神的余裕は出てきたような感じはしましたが体と心がついてきません。体は元気でも精神的は憂鬱な状態です。
6ヶ月で精神的にも体調的にも回復しました。そこで主治医から提案がありました。「リハビリセンターで社会復帰のためのプログラム受けてみませんか?」とのことでした。場所が遠く車で高速2時間で抵抗はあったのですが、会社にも同じ提案の話をしたところ「参加しなさい!休職延長は大丈夫」とのことでしたので週2回のリハビリセンターへ通うようになりました。
3ヶ月間通いで行い、最後の3ヶ月はリハビリセンター借り上げ旅館での泊まり込みで通所しました。リハビリセンターでは認知行動療法での認知の歪みの修正や社会復帰のための作業プログラムを行い、合計6ヶ月の通所を卒業して会社復帰になりました。ここまで休職1年です。
まずはリハビリ出社という形で週3日から始まり3ヶ月後にフルタイムとなりました。まわりの方に助けてもらい、そして休職終了後もサポートしてもらい有難い話です。ちなみに給料は全額保証でした。6ヶ月間は会社負担で全額・7〜12ヶ月間は健康保険の傷病手当金2/3残りを会社負担で全額保証でした。その後も再発の兆しもなく無事に過ごしています。
これから休職される方は「辞めることより休むこと」で会社と話したほうが良いと思います。給料も私の会社は手厚い保護がありましたがそれがなくても最低健康保険の傷病手当金制度で2/3は保証されます。お金の心配はないと思うのでまずは心身ともに休むことをオススメします。
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