【うつ病の症状・治療体験談】:高校卒業後、介護施設に就職。その後、鬱との戦い
プロフィール: KNさん、20代男性、介護、20代の時に1年間休職
私は、高校卒業後、介護に興味があった私はすぐに介護の仕事に就いたのです。高校時代からバイト経験が豊富で、仕事というものには慣れていたのです。もともと人と接することが好きな性格で、周りからも明るい性格で人に懐かれやすいタイプだと言われていたのです。未経験でグループホームに就職した私は、介護という仕事をなめていたのです。
仕事初日、他の介護職の方に元気よくあいさつし、やる気があるアピールをしたのです。しかし、歓迎されることはなく拍手もないまま仕事を開始することになりました。先輩たちも丁寧に教えてくれるのかと思いきや、初日からほとんどの先輩方が無視したのです。そこのグループホームは、介護職の平均年齢が40代で若い人が全くいなかったのです。後から知ったのですが、毎年若い子がくるのですが、介護ストレスと介護職同士のいじめでやめていくようです。
そこから6ヶ月ほど仕事をしたのですが、利用者の方から怒鳴られたり蹴られたりのストレスと、職場の方からの精神的いじめにストレスが溜まり仕事に行くことが恐怖になり、冷たい汗をかき、通勤電車の切符売り場で倒れてしまったのです。今までバイトでも学校でも、いじめや暴力をおった経験もなかったのでこんなことになったことがとてもショックだったのです。その日から外に出るのが怖くなりはじめ、仕事も求職し、実家に帰りひきこもり、精神病院にも通い、うつ病と診断されたのです。
うつ病の期間は一年ほどです。うつ病期間も長いことから、休職していた施設もクビになったのです。うつ病の間は、実家でゲームやパソコンをしたり、母親にご飯を作ってもらいトイレやお風呂以外はほとんど外出はしません。お昼の間は、この状況をどうにかしないといけないと思っていましたが、夜になると『やっぱり無理』という考えになっていたのです。これから仕事に就けるのかという不安に襲われ続ける毎日です。
ある日、母がハローワークの介護資格取得就職訓練学校の募集を探してきてくれたのです。最初は、その募集も受けるとつもりもなかったのですが、心のどこかに変わりたいという気持ちがあり受けるだけ受けてしまおうと思ったのです。訓練学校では、介護の知識を高めるだけでなく、面接の仕方やコミュニケーション能力の訓練もあり人と話すのが楽しくなり、周りの方も私と似たような経験の方もたくさんいたので、お互い励まし合いながら交流をし、私は元の性格に徐々に戻ってきたのです。そして6ヶ月間の訓練を終え、資格を取得し、介護福祉施設に就職することもできたのです。
そして新しい就職場では、訓練校で学んだコミュニケーションなども活用しながら、今現在でも一生懸命仕事に取り組んでいます。
これからうつ病で休職をされる方、うつ病は治る病気です。自分から変わろうと思えば、時間がかかるものの人は変われるものです。その場に止まることばかり考えるのではなく、一歩でも前に進もうとすると、必ず人は変われるのです。休職し、その仕事に復帰できなくてもあきらめないでください。あなたの進む道はたくさんあります。共にがんばりましょう。
スポンサーリンク
関連ページ
- 鬱病は真面目に頑張った人がなります。ゆっくり休養してください。
- 周りの人達の協力が大切だと感じました
- 鬱病は本人も周りも大変な病気です
- 鬱になり会社を休職しましたが先日やっと復帰出来ました
- うつ病になる前にして欲しいこと
- 1年間鬱病で会社を休職した経験があります
- 1人で考え込まない!周りのサポートと自然がくれたパワー
- 持病の悪化は鬱病のサインかも?休職して治療をする必要性について
- ゆっくりと心と体を休める期間。人生の充電期間!
- 妊娠、出産が私をうつから救ってくれた
- 心が元気になるまで
- うつ病の体験談
- 私のうつ病休職日記
- 半年後に鬱病がぶり返した経験から無理をしないことを心に決めた
- 休職中の方へのアドバイス
- 鬱病での休職、そして復帰
- 一年の休職
- 鬱病で仕事を辞めた体験
- 予期せぬ鬱病発症
- うつを患って
- DV男との離婚でうつ病になった私の休職と復帰
- 自分が休職をして分かったことと心の変化
- 鬱病にならないために、適度な運動と休養を
- 解放される事が何より大事
- いいかげん(良い加減)療法
- 公務員をやめて自由業へ
- 私の初めての経験
- 鬱病で休職して学んだこと
- うつ病で1年休職後復帰
- うつ病で休職後、会社がなくなり、無職になりました
- 休職後、再発して結局会社が倒産して辞めることになりました
- うつ病で休職後、退職し、新しい道を模索中です。
- 大波がさざなみになるまで待っていた
- 嫌な予感がした新規入社の事務員
- 不安で真っ暗なトンネルの先に
- 自分を認めてあげてくださいね
- 渾身の果てに
- 鬱病が原因で介護施設を休職し、その後退職しました
- うつ病は、気長に付き合っていきましょう
- 回復期、寛解期を迎えてからの過ごし方
- 休職を経て学んだ大事な事
- セクハラからパワハラそしてPTSD障害
- 初めてのうつ病
- うつ病からの奮闘記
- うつ病急性期をすぎ、休職期間中にしていたこと
- うつ病から仕事に復帰するまで
- 傷病手当が切れて会社へ復帰したときの過ごし方
- 何も気にしなくても良いです。大丈夫、大丈夫です。
- のんびり休息時間だと思って、自分をいっぱい労って欲しいです
- 私が鬱病になったときの周りの対応
- 4年前のうつ病体験
- 鬱病で休むことの罪悪感
- ゲーム会社の多忙なスケジュールに心が病んでしまいました
- こころのおやすみ期間
- 私が鬱病だったころ
- 焦らない、無理せず、ゆっくりと
- 休職してから簡単な仕事を始められるようになるまで
- 医療系の仕事で鬱となり休職
- 精神的な病に対する周りの目
- 時間とゆとりが必ず解決してくれる
- 仕事が激務でうつ病発症。今は専業主婦に。
- 兆しがあったのにと後悔。もっと早く対処すれば仕事は続けられたかも。
- 自分で鬱だと認める事も大切
- 配置転換と病院を変えたらうつ病が緩和され、復職〜平常勤務に
- 中学校教諭のうつ病