うつ病 休職 体験談

鬱で2年休職しましたが何とか復帰できました

【うつ病の症状・治療体験談】:鬱で2年休職しましたが何とか復帰できました

プロフィール: Y.Hさん、20代女性、介護職、20代の時に2年間休職

 

24歳の時に鬱病になりました、鬱になった切っ掛けは職場の人間関係が原因でした。介護職は体力的にも精神的にもきつくて、毎日ヘトヘトになりながら働いていました。それに加えて職場の先輩や同僚からいじめを受けたのです。何とか気力で持ちこたえていたのですが、ある日仕事から帰ってきてふと「明日も仕事か」と思ったら、足の力が抜けて玄関に座り込んでしまいました。そのまま翌朝まで体を動かせず、結局仕事を無断欠勤してしまいました。

 

職場からは何度も電話がかかってきたのですが出る事が出来ず、緊急連絡先の実家へかけたのか、合鍵を持っている姉が様子を見に来てくれました。その時の事はあまり記憶がないのですが、私は玄関に蹲って放心していたようでこれは不味いと思った姉がすぐ病院へ連れていってくれたんです。職場へは最初は体調不良で休んでいましたが、鬱と診断されてからそう伝えると、もっと上の上司に事態が伝わり休職させて貰える事になりました。

 

休職中は実家に戻り、ひたすら家でぼーっとしていました。とにかくやる気が出なくてそれまで好きだったTVもゲームも食事も、全然興味がなくなってしまったんです。眠れないし体を動かすのもだるくて精神科へ通院する以外に外へは出ず、引きこもり状態になってしまいました。

 

一日のサイクルは、朝4時に目覚めて何をするでもなく昼まで過ごし、用意された昼食や夕食を無理やり食べてまた何もせずただ時間が過ぎるのを待ち、夜0時に布団に入るものの寝付けず起きては寝ての繰り返しという生活です。

 

休職中に気を付けていたのは家族との接し方で、両親や姉は私が自死するんじゃないかと心配していたようだったので、そういった話題は家族の前で出さないようにしていました。そして動く気力がなくても精神科には毎週1回、必ず行くようにはしていました。

 

休職中は「いつになったらこの憂鬱な気分が晴れるんだろう、ずっとこのままなのかな」と不安でしょうがなかったです。一度考え込むともう駄目で、一日中泣いて過ごす事もありました。

 

休職して1年経った頃に病院の先生から「そろそろ次のステップへ行ってみようか」と言われました。そして3日に1度は家の前でもいいので出てみる、それが出来たら電車に乗ってみる、外へ出る回数を増やしてみたり家の手伝いをしてみようと言われたんです。私もこのままこうやって引きこもっているのはよくないと思っていたので、感情を込めずに作業感覚で淡々とこなすようにしました。その方が気持ちも楽で、続けやすかったですし徐々にですが笑ったり、喋ったり散歩したりが苦じゃなくなりました。試しに今までの出勤時間に起きて準備をして職場近くまで行った時に、これまで働いていた時と変わらずすんなり行けた事で「あ、もう大丈夫かもしれない」と思ったんです。

 

職場復帰まで2年かかりましたが、その間に私をいじめていた上司や同僚は異動したり辞めたりしていました。どうやらその人達は以前から利用者さんや他の職員から評判が良くなかったようなので、私が復帰した時にはとてもクリーンな職場になっていたんです。最初は転職も考えましたが、もう一度ここで働いてみようと思って復帰しました。でもすぐフル勤務は辛いので、週5で8時間だったのを週3に変えてもらいました。幸い他の同僚や新しい上司は良い人ばかりだったので、気分が落ち込む事もなくなりました。

 

復帰して1年経ちますが、もうあの頃のように気分が沈んだり泣いて過ごしたりといった事は起きていません。まだ数か月に1度精神科に通っているので、その安心感もあるからか仕事も私生活も楽しいと感じられるようになりました。復帰後は「我慢しない、辛くなったら精神科で先生に相談する」と決めて、無理をしたり憂鬱な気持ちをため込まないよう気を付けています。

 

これから休職される、または休職中の方は復帰した時に困らないように、生活リズムは崩さないようにした方がいいと思います。私は寝て起きての繰り返しでリズムが乱れ、朝起きるのが辛くてしょうがない事がありました。朝起きて夜眠るというのは体にも心にも良いので、朝陽をなるべく浴びるようにした方がいいですね。

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