うつ病 休職 体験談

鬱病のリハビリは別荘の管理

【うつ病の症状・治療体験談】:鬱病のリハビリは別荘の管理

プロフィール: T.Gさん、30代前半女性、専業主婦、20代後半の時に2年間休職

 

当時は、製造メーカーで正社員として働いてきました。しかし、会社が合併すると発表され役員全員総入れ替えして、企業方針もすべて変わりました。私はこの会社に入って半年だったので合併後の仕事のやり方に抵抗もなく半年前より仕事がやりやすくて充実した日々を送っていました。給料も上がり、ボーナスは社員トップ。いずれは本社に栄転の話を持ち上がっていました。

 

それを面白くない上司はなにかとミスを私のせいにしてきたり、ありもしないことを会議で指摘するようになりました。社員の交流会もわざと呼ばない、自分が作成した資料を勝手に取引先に持って行き、交渉を邪魔するようになってきたのです。役員がそんなことがないと助けてくれて事なきを得ましたが、益々上司の嫌がらせがエスカレートしてきました。仕事終わって駅で待っていると誰かに線路に突き飛ばされそうになったり、階段から後ろから押されたり、道歩いてると信号無視の車に惹かれそうになったりという日々が続くようになりました。

 

その頃、外に出るのが怖くなり会社を休みがちになりました。親に心療内科に受診するために親の車に乗ろうとしたところ、どこからかフルスピードで走ってきた車が自宅に向かって突っ込んできましたが、ハンドル誤って電柱にぶつかって運転手は即死でした。その瞬間私は意識を失いました。病院で診断の結果、対人恐怖症と嫌がらせによる鬱病傾向と診断してしばらく休職が必要と診断されました。

 

会社の社長に電話でその旨伝え、会社は表向きは会社都合で退職扱いしてくれて、治療費と退職金を払ってくれました。療養のため母の実家がある長野県に身をよせました。上司にばれてないかまた、上司の部下がいやがらせに来ないかすごく不安でしたが、朝早くから祖父母の田畑の仕事、家事、野菜の収穫と土にまみれて作業する毎日、夜は天然のプラネタリウムと思うほど満点の星空を天文観測して1日が終わる日々に心が少しづつ回復に向かいました。

 

親戚に別荘を所有しており、人出が足りないからバイトがてら別荘の管理を手伝ってくれないかと打診され、親戚のおじさん夫婦と一緒に別荘の管理のお仕事のを手伝いました。仕事の内容は草むしり、木の剪定、裏山の手入れ、食器の買い出しなど、秋になったら冬支度の準備。と気がつけば2年の年月が経っていました。

 

この先どうするかと考えた矢先に会社から電話がありました。それは戻ってきてほしいという連絡でした。上司はあの事故に関与したことで警察に逮捕さたこと、会社の資金を癒着していたことが発覚して懲戒解雇となり、その部下も全員懲戒解雇となりました。だから社員も一掃したから戻ってきてほしい、と言われましたが、しかし、嫌がらせがフラッシュバックを起こしてしまいとても会社に戻りたいと思いませんでした。そのまま退職として処理してください、本当にお世話になりました、と伝え正式に退職となりました。

 

あれから4年経ちますが、春から秋は別荘の管理、冬の間は派遣社員として期間限定の仕事をしています。鬱病休職している方々、自分がどういう働きをすれば精神的負担をかけずに済むか考えるチャンスです。このチャンスを活かして自分に合った生き方を見つけてください。会社勤めをするだけが全てではないと思います。自分は支えられて生きていることを認識して今日という日々を過ごしてほしいです。

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